こんにちは、あられです!
私の長男は小学校1年生の時にADHDと診断されており、発達障害への理解がある習い事がないか探したところ、出会ったのが「リタリコワンダー」でした。
今も通っているリタリコワンダーの様子を正直に(ちょっと辛口かも?)レポートしましたので、よかったら参考にしてください♪
リタリコワンダーのここがよかった!😀
・子どもの自主性を尊重してくれる
・先生たちの知識や技術レベルが高い
・発達に特徴や凸凹がある子どもにも理解がある
リタリコワンダーのここがいまいち😣
・ 授業の成果が見えにくい
・授業料が高額
・先生たちが忙しそう
授業の様子
うちの長男は「ロボットクリエイトコース」を受講しています。
このコースは教室にあるレゴ®WeDo2.0とソフトフェアを使って、自分が作りたいロボットを作るコースです。
教科書や決まったカリキュラムがあるわけではないので、授業は先生からの「今日何する~?」という声かけから始まり、先生と生徒がその日にすることを一緒に決めていきます。
自分で本やyoutubeを見て、作りたい!と思った作品を作ることが可能ですし、 ロボットの作品例もたくさんあるので、その中から作りたいものを選ぶことも可能です。
教室にあるレゴやipadを使って作品作りを行い、時間内にロボットを完成させて、ノートに記録したり、写真を撮ったりしてその日の授業は終わりです。
最近では「ワンダーコレクション」という生徒だけが投稿・閲覧できるポートフォリオサイトに作品を投稿して、発表することも可能になりました。
小学3年生以降に受講できる「ロボットテクニカルコース」では自分のレゴのキット(レゴⓇエデュケーションSPIKETMプライム)を一人一つ購入して作品作りを行うので、何日もかけて大作を作ったり、複雑なプログラミングを組んで動かすことが可能なようです♪
教室・設備の様子
長男の通っているリタリコワンダーの教室は、プログラミングコースの人もロボットコースの人もワンフロアで作業しています。
プログラミングコースのブースにはデスクや椅子が並んでいますが、ロボットコースのブースには椅子はなく、カーペットの上でリラックスしてロボット作りができるようになっています。
生徒が使えるipadやノートパソコンがたくさん用意してあり、貸し出し用のレゴもたくさんあるので、順番待ちなどのストレスはなく授業可能です。
ただ、長男が通う教室はちょっと狭いかな・・・(^^;)
土日は授業中だとレゴで足の踏み場がない感じですが、子どもはテンション上がるようです!
先生の特徴
リタリコワンダーの先生は、先生という感じではなく「サポーター」という印象です。
あくまでも子どもたちが自発的にやることをサポートする、という立場で関わってくれます。
年齢的には20代、30代の若い先生がほとんどです。呼び方も「〇〇先生」ではなく、ハンドルネームのようなあだ名で子どもたちは呼んでいます。
長男を担当してくださっている先生は、有名な「ロボコン」というロボットコンテストに出たことがあるそうで、非常に知識が豊富な印象です。
生徒が具体的なイメージが湧いていない状態で「こんなロボットを作りたい!(「ものすごい速い車を作りたいとか、壁を上るロボットを作りたいとか)」と言ったとしても、子どもが実現可能なレベルまで落とし込んで、取り組ませてあげられるスキルを持っていると感じました。
リタリコワンダーのここがよかった
ここからは実際にリタリコワンダーを利用してみて、よかった点といまいちな点について紹介していきます!
子どもの自主性を尊重してくれる
上から目線で授業をするのではなく、先生たちはこどもがやりたいことをサポートする形で関わってくれます。
「勉強」「習い事」と思うとそれだけでやる気をなくす長男ですが、リタリコワンダーのことは「勉強」ではなく「遊び」に近いと感じているようで、多少面倒くさがることはあっても続けることができています♪
先生たちの知識や技術レベルが高い
前述しましたが、先生たちは若い世代の方が多く、最新の知識をもって子どもに関わってくれます。
子どものやりたいことを実現するための知識や技術が豊富で、テキストにはない「子供の作りたいもの」を形にできるよう、サポートする力がきちんとある先生方だと思います。
発達に特徴や凸凹がある子どもにも理解がある
リタリコワンダーは「株式会社 LITALICO」が運営しています。
「障害のない社会をつくる」を理念に発達障害ポータルサイトである「リタリコ発達ナビ」や、働くことの障害がある方の就職情報サイトである「リタリコワークス」などを運営している会社で、企業全体として発達障害への理解があると思われます。
入会申込書に「お子さんの発達や性格で気になる点はありますか」などの質問があって、子供の特徴にあった授業の進め方について事前に先生と相談することができました。う
ちの子は集中力が途切れやすいので、本人が興味を持ったことを集中して進められるようカリキュラムを考えてくれました。
ほかのお子さんに対しても、その場に不適切な行動があったとしても、厳しく指導するのではなく、寄り添ってその子に合った対応をしてくださるいう印象です。
机や椅子が並んだ教室ではなく、カーペットの上で作業できる空間など、堅苦しくない雰囲気の中で作業ができるよう工夫されているのも、発達障害への理解の一つかなと思います。
リタリコワンダーのここがいまいち
授業の成果が見えにくい
うちの長男はロボットクリエイティブコースを受講しているので、基本的には「その日に作りたいロボットを作る」というのがカリキュラムになっています。
少しずつ作るロボットの機構は複雑になっているんでしょうし、組んでいるプログラミングも高度になっているのかもしれませんが・・・親には成長がちょっとわかりにくいです(^^;)
うちの子は「複雑なロボット」や「役に立つロボット」が作りたいというよりは「とにかく速い車が作りたい」「強いコマが作りたい」という方向に興味があるので、作った作品を見ても「これを1時間半かけて作ったの・・・?」ということもありました(^^;)
後述しますが授業料が割高なので、1回の授業にかかる金額を考えるとそれなりのものを作ってほしいと親としてはどうしても思ってしまいます・・・いや、自分が作れと言われたら絶対作れないんですけどね(^^;)
成果は見えにくいですが「子どもが興味をもって楽しく通っている」「将来につながる」ということを念頭に置いて、長い目で考えることが大切かなと思います。
授業料が高額
地域のスポーツセンターの空手教室が月6000円程度、スポーツクラブのスイミング教室が月8000円程度で受講できる中、リタリコワンダーは1回の授業が5775円(税込)~(公式ホームページより)となります。
これは月8回受講した場合の授業料で、月謝としては46200円(週2回)になる計算ですね・・・(*_*)
月4回で授業料が1回いくらになるのかは情報が無くわかりませんが、1回6000円としても月24000円(月4回)になる計算です。
ちなみにうちの長男は、月2回のコースを受講しています(現在は新規募集なし)。
月謝の内訳は以下の通りです
授業料6600s円(90分)×月2回 | 13200円 |
教室運営費 | 2200円 |
教材費 | 1100円 |
毎月の支払 | 16500円 |
教室運営費や教材費も含めると、1回の授業では8250円もかかっていることになります(*_*)
月4回、月8回のコースでも教室運営費や教材費が別途かかるのであれば、1回の授業費はさらに高額になる可能性があります。体験授業できちんと授業料について確認しておくことが必要です。
先生たちがとっても忙しそう
長男は土曜日の午後にロボットクリエイティブコースを受講しています。
ロボットクリエイティブコースは主に年長さん~小学3年生が受講します。長男のクラスは生徒4人に対し1人の先生がついてくださっているように見えます。(もしかしたら生徒4人に対し2人の先生かもしれませんが、もう一人の先生はオンライン授業をやっていたりします。)
先生が一人一人に「今日何する~?」と先生が声をかけて授業に入っていくのですが、年長~小学3年生くらいのお子さんだと一人で課題をこなしていくのはまだ難しいです。
あちこちから「〇〇先生~!!ちょっときてー!」と声がかかっており、対応が非常に大変そうです。
うちの子も「先生呼んだんだけど、来てくれないからできなかった・・・。」と課題が進められずに帰ってしまった日もありました。
土日は生徒が集中しやすい曜日であることと、年長~小学3年生という教えるのにまだまだ手がかかる年齢のクラスということが、先生の忙しさに関係しているのかもしれません。
体験授業の時には、実際に通うであろう曜日・時間で体験授業を行い、先生やほかの生徒さんの様子を見るのも大切かなと思います。生徒さんが少ない曜日や時間帯を検討するのもおすすめです。
結論:リタリコワンダーは体験授業で「費用対効果」をよく確認!
現在も長男は通塾を続けているリタリコワンダーですが、通塾を検討するうえで大切なことは以下になります。
・通塾予定の曜日と時間帯で体験授業を行い、先生の様子や子どもの様子を確認
・長い目で見て「子どものためになりそうか」「子どもが楽しめているか」を確認
・費用面でも納得して続けられそうかよく確認
納得して、親も子どもも前向きリタリコワンダーに通いましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございました!あられでした♪