片頭痛

【デパケン】片頭痛予防にバルプロ酸って効果あるの?【開始1カ月】

どうも、あられです!

今回は私が片頭痛予防薬として使用している「バルプロ酸(製品名:デパケン)」の使用経験についてお話しますね♪

あられ

個人の使用感に基づくものなので、あくまで参考にしてください♪

こんな方にお勧めの記事です

鎮痛薬の使用回数が増えてきて困っている

片頭痛予防に複数の薬を提示されたけどどれがいいの?

てんかんの薬じゃないの?なんか怖い・・・

まずは使用1か月時点の状況についてお話していきます!

どうしてバルプロ酸を使用することになったのか

私は第1子出産後から片頭痛が悪化し、片頭痛専用の鎮痛薬であるアマージ(一般名:ナラトリプタン)を月2~3回使用して片頭痛発作をコントロールしていました。

しかし第2子出産後、片頭痛症状が大幅に悪化

片頭痛発作の頻度が増え、アマージの使用頻度は月10回程度となってしまいました。

しかもアマージの効果が出るまで時間がかかり、かつ、効果は前ほど続かない、という状況になっていました。

とうとうアマージを内服しても片頭痛発作が収まらず、会社を早退する事態に。

かかりつけの神経内科で提案されたのは、バルプロ酸(製品名:デパケン)を使った片頭痛予防療法でした。

バルプロ酸(製品名:デパケン)とは

バルプロ酸は、一般的にてんかんの予防に使われているお薬です。

2011年に「片頭痛の発作の発症抑制」効果が追加承認されました。

ヨリミチはかせ

バルプロ酸の作用により脳血管の収縮・拡張が抑えられ、片頭痛発作が起こりにくくなります。
処方の対象になるのは、発作の頻度が多く日常生活に支障をきたす場合や、トリプタン製剤などの効果が不十分な場合などです。予防的に定期服用することで、発作回数の減少、前駆症状の軽減、発作治療薬の使用頻度の減少が図れます。

あられ

今では片頭痛予防の第1選択薬の一つとなっています。

バルプロ酸の一般的な副作用

ヨリミチはかせ

副作用で代表的なものは眠気、ふらつき、吐き気、食欲不振、倦怠感などです。

これらの副作用は飲み初めに多く、段々と軽減していくことが多いようです。

あられ

車の運転など危険な作業は避ける必要があります。

バルプロ酸の使用感

バルプロ酸の使用が始まるときに先生からは

神経内科の先生
  • 家帰ったらまず1錠(200mg)飲んで、それから寝る前にもう1回飲んでね。まずはしっかり血中濃度をあげて発作を抑えよう。 
  • 2週間は1日2錠を続けて、効果がありそうだったら1日1錠に減らしていく予定だよ。
  • 肝臓で代謝するお薬だから、次回は採血するからね。希望があれば脳のMRIも撮ろうね。

と説明がありました。

バルプロ酸はてんかんのお薬でもあるので、「相当眠くなるんだろうなぁ・・」と覚悟していたのですが、用量がそれほど多くないこともあり、一日中ぼーっとしたり、眠いということはありませんでした

朝7時ぐらいに内服したら、10時くらいに「あ、なんか眠いかも・・・。」とウトウトしそうな感じはありましたが、仕事をしていれば気にならない程度の眠気でした。

現在は寝る前に1錠内服しています。今までは夜なかなか寝付けない日がありましたが、バルプロ酸のおかげかすごく寝つきが良くなりました(*’▽’)

でも夜中3時くらいにふっと目が覚めちゃうことがあるんですよね・・・これは関係がちょっとよくわからないです(^^;)

片頭痛への効果は?

私が感じたバルプロ酸の効果(開始1か月)

・前兆がある片頭痛は防げないけど、ちょっとした片頭痛はなくなった

・片頭痛の回数が減ったので、鎮痛剤の使用回数を気にする必要がなく気が楽

機嫌よく週末を過ごせるようになった!

私の片頭痛は前駆症状(腹痛や下痢、強い肩こりや圧迫感)を生じるものと、それほど強い前駆症状なく片頭痛が起きるのの2種類あります

バルプロ酸を内服するまでは、前駆症状を生じる片頭痛以外にも前駆症状がない片頭痛(偽片頭痛?)が乱発していました。  

バルプロ酸を開始してからは、この前駆症状のない片頭痛がほとんどなくなりました!

片頭痛の回数が減り鎮痛剤の使用回数を気にする必要が無くなったので、本番の片頭痛ではしっかりアマージを使ってコントロールすることができました。

片頭痛の痛み自体も軽くなっているので、アマージを使えばほぼ頭痛を気にすることなく過ごせました。

毎週末片頭痛に悩まされ、子どもたちに迷惑をかけてしまっていたので、普通の週末を過ごせることが本当にうれしいです。

バルプロ酸はいつまで内服するの?

慢性頭痛の診療ガイドライン2013 によると

予防療法の効果判定には少なくとも2か月を要する。有害事象がなければ3~6カ月は予防療法を継続し、片頭痛のコントロールが良好になれば予防療法薬を緩徐に漸減し、可能であれば中止することが勧められる。」とあります。

私はまだ予防療法を始めて一カ月強なので、まだまだ効果判定や検査を重ねていく必要がありそうです。

バルプロ酸をつい飲み忘れることもあったのですが、その時に頭痛がしそうな気配を感じたので、中止するときはドキドキしそうです(^^;)

今後も経過を報告します!

今後もバルプロ酸の使用感、片頭痛予防療法の経過を報告していきますね♪

今回の記事作成にあたりましてはおくすり110番さま及び日本頭痛学会 慢性頭痛の診療ガイドライン2013を参考にしています。ぜひそちらの情報もご確認ください。

あられ

あられでした!辛い片頭痛、ともに乗り越えていきましょう~(;_;)/~~~

ABOUT ME
あられ
総合病院看護師として正社員で働いていましたが、時間を縛られず自由に生きたい、好きなことをする時間がもっとほしい、何より大切な子どもともっと一緒にいたい!と思い、個人事業主として生計が立てられるよう模索中です。ブログ、せどり、動画編集など様々な事業にチャレンジ中です。

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