こんにちは、あられです!
30代ワーママ看護師のあられと申します。
私には小学校1年生のときにADHDと診断された長男がいます。注意力が散漫だったり、衝動的な言動・行動が多いという特徴があります。
そんな長男でも楽しく通える、発達障害にも理解がある習い事を検討した結果、小学校1年生の冬からリタリコワンダーというプログラミング・ロボット教室に通っています!
長男は「ロボットクリエイトコース」というレゴブロックとレゴ用のプログラミングアプリでロボットを作るコースに在籍していました。
しかし小学校3年生になり
「人が多すぎるしうるさいし、俺ゲームが好きだからパソコンのプログラミング授業やりたい!」
と申し出がありました。
もともと通い始めるときに「ロボットクリエイティブコース」と「ゲーム&アプリプログラミングコース」の2種類の体験授業を受けてました。
プログラミングコースのイメージがついていたこと、コロナ渦で一時的に授業がオンラインで開催されたことがあり、オンライン授業のイメージがついていたことも要因だったと思います。
今回はプログラミングのオンライン授業の様子についてレポートしていきますね♪
・小学校2〜3年生のお子さんでリタリコワンダーのオンライン授業を検討している方
・発達障害のあるお子さんのプログラミング教室を検討している方
・リタリコワンダーのロボットコースなどを受講中で、プログラミングコースへの変更やオンライン授業導入を検討されている方
この記事を読むとこんなことがわかります。
・授業はZOOMを使用。オンライン上にある教科書に沿って授業を進めていくので、その日にやりたいことができる。教材は実際の教室で使っているものと同じ。
・教室で担当してくれた先生がオンライン授業も担当してくれることが多い。子どもの特徴をわかってくれているのでコミュニケーションが取りやすく、子どもも安心して授業ができる。
・オンライン授業には、実際にプログラミングなどの作業をするパソコンと、教科書を表示するためのタブレットやスマホが必要。スマホは画面が小さいので見にくく授業がしづらい。
・ZOOMのログインや教室との接続、操作トラブル時の手助けなど、小学校2〜3年生だと親の手助けが必要な場合が多い。
・ローマ字は早めに勉強しておくと授業がスムーズ。
それでは順番にお伝えしていきますね♪
オンライン授業に必要な道具・環境
リタリコワンダーのオンライン授業を受けるのに必要な環境・道具は以下の通りです。
・インターネットにつないだパソコン(Wi-Fi推奨、ZOOMとスクラッチがスムーズに動く程度のスペックが必要)
ちなみにリタリコワンダーの推奨スペックは以下のようです。
リタリコワンダーの推奨スペック
①【 カメラ・マイク付きのPC1台 】
Windows8.1~またはMac OSX 10.5~推奨。カメラとマイクは外付けでも可。
その他のOSについては事前にお問い合わせください。
②【必要十分なネットワーク環境 】
※事前に機材サポートをご希望の⽅はお電話でサポートいたします。お気軽にお問合せください。
お子さん用のパソコンをこれからご用意されるご家庭におすすめの機種です。
<パソコン操作が初めてのお子さんに>
eX.computer note TSNB14UP1シリーズTSNB14UP1BK(64GB SSD・Windows 10 Pro)
※参考価格:3万円~
<これから本格的なゲーム開発をしたいお子さんに(Unity推奨)>
N1504K-520/T(256GB SSD・Windows 10 Home)
※参考価格:8万円~
(リタリコワンダーHPより)
・オンライン上の教科書を見るためのタブレットやサブPC、スマホ(スマホは画面が小さく見辛いようでした)
長男がオンラインでプログラミング授業をしたのは小学校2~3年生ですが、その時はオンライン上でプログラミングを行い、ゲームなどが作れる「スクラッチ」を使用しました。
Google Chromeなどのブラウザ上で動くので特別なソフトやアプリは必要ありませんでしたが、スクラッチが利用できるよう会員登録が必要です。また先生とはZOOMを使ってやり取りするので、ZOOMの利用登録も必要です。
事前にリタリコワンダーから、設定方法についてレクチャーがあるので迷わず設定することができました♪
オンライン授業の授業の進み方
オンライン授業の日程が近くなると、リタリコワンダーからメールでZOOMのミーティング用アドレスが送られてきます。時間になったらそのアドレスにログインして、授業が始まります。
まずはその日にやりたいことを先生と相談します。リタリコワンダーが用意したゲーム作りのカリキュラムの中から一つ選んで、時間内に一つ作品を仕上げるということが多かったです。
スクラッチの画面を先生と画面共有して、自分で教科書を見て、先生にアドバイスをもらいながら一つのゲームを作っていきます。
1人の先生と3~4人の生徒さんが接続していることが多いので、順番にアドバイスをもらう形になります。
生徒同士で交流する場面もありましたが、基本的には先生と自分以外の音声はミュートにしている方が多かったと思います。
リタリコワンダーのオンライン授業のここが良かった!
①子どもの作りたいもの、やりたいことを優先してくれる
リタリコワンダーのオンライン授業でも、実際の教室の授業でも言えることですが、基本的に子どものやりたいことを優先して、それに合わせた授業を行ってくれます。
やりたいことをやっているときこそが、知識や技術が身につきやすいと思うので、決まったカリキュラムに沿って授業が進むよりも、うちの子にとっては授業の効果が高いのではないかと思っています。
とくにうちの長男のように「上から指図されたくない」「じぶんがやりたいことをやりたい」という傾向が強い子どもには、カリキュラムに沿って行う授業よりも効果的だと感じています。
②実際の教室で担当してくれた先生が、オンライン授業も担当してくれることが多い
これはもともとリタリコワンダーを利用している方の利点だと思いますが、実際の教室で授業を担当してくれた先生がオンライン授業も担当してくれることが多く、関係性がある中でオンライン授業ができるので、長男も違和感なく授業をはじめることができました。
特に発達障害があるお子さんは、コミュニケーションに特徴があったり、注意力散漫や過剰な集中など集中力の徴を抱えている場合があります。
元々関わってくれていた先生なので、子どもに合った対応や言葉かけをしてくれて、とてもありがたかったです。また子どものプログラミングのレベルや、理解力もわかってくれているので、子どものレベルに合った授業を進めてくれました。
オンラインで使用する教材は、基本的には教室でのプログラミング授業と同じ教材を使っていました。
リタリコワンダーは通塾とオンラインを併用して授業を受けることができるので、通塾とオンラインの境目なく授業を進めていけるのも良い点だと思いました。
リタリコワンダーのオンライン授業のもう少しな点
①実際にプログラミングをするパソコンと教科書を見るためのサブ端末(タブレットやスマホ)が必要
リタリコワンダーのオンライン授業の教材は、インターネット上のファイルを参照する形になります。
大きいモニターがあれば画面分割をして、プログラミングの画面と教科書の画面を映せばいいのかもしれませんが、
スクラッチは全画面表示でプログラミングをした方が圧倒的にやりやすく、一般の大きさのモニターでは画面分割をして教科書を表示するのは現実的でないように思いました。
画面分割が適さないとなると、教科書を表示するサブ端末が必要になります。
ipadなどが自宅に元々あればよいのですが、うちはノートパソコン以外の端末がなく、親のiphone8を使用して授業を行いました。しかしiphone8では画面が小さく、かなり見にくい様子でした。
ちなみにオンライン上の教科書をあらかじめ印刷しておくという手もありますが、教科書はかなり細かく手順が書かれているので、印刷するとかなりの枚数になります(1授業30枚くらい)。
でも後から見直しができたり、自己学習する際にも使えるので、印刷コストが気にならない場合は印刷するのも良いかと思います。
②小学校2、3年生だと授業開始やつまずいた時には親の手助けが必要
プログラミングの授業そのものは、あまり親の手助けの必要がなく、先生と子どもだけで進んでいくことが多いです。
しかし授業が始まる前のZOOMへの接続やスクラッチの立ち上げなどは、何度説明しても親の手助けが必要でした。
授業中も変なところを押して画面共有が途切れたり、先生と通信できなくなったなどのトラブルがあり、親の手助けが必要な場面がありました。
時間になれば勝手に授業を始めてくれて、親はそばで仕事しながら見守れるのが理想なのですが、
小学校2、3年生だと完全に親が手を放すのはまだまだ難しいというのが正直なところです(^^;)
実際の教室と同じように、授業終了後には先生から親へのフィードバックがありますので、授業の進み具合を確認することができます♪
【番外編】ローマ字は早めに覚えて損なし!
基本的にスクラッチはブロックを組み合わせてプログラミングをしていきます。
入力する値も数字のことが多く(時間とか角度とか)、ローマ字を知らなくてもプログラミング可能です。
しかし自分の作ったゲームのタイトルを入れたり、キャラクターの名前を入れたりするのに、パソコンで文字入力ができればより楽しくなると思います。
ひらがな入力の方がスムーズに入力できるのですが、先のことを考えるとローマ字入力をはじめから覚えてしまうのがおすすめです!!!
小学校3年生の長男も、法則がわかればすらすらと打てるようになりました。
パソコンを使って働くなら将来的にブランドタッチが必要になるので、小学校2~3年生であればローマ字入力にチャレンジしてもいいと思います。
小学校3年生でローマ字について学校で勉強するので、いい機会だと思います♪
まとめ:リタリコワンダーはオンライン授業もおすすめです!
リタリコワンダーは元々発達障害に理解がある企業「株式会社 LITALICO」が運営しているロボット・プログラミング教室です。
通塾と同じように、オンライン授業でも子どもの特徴を把握し、同じ教材を使って授業をしてくれるので、
発達に特徴があるお子さんでもスムーズにオンライン授業が実施できると思います。
「人が多いのが苦手」「うるさい環境が苦手」という場合でも、通塾と同じように授業が受けられるので、環境の変化に敏感なお子さんでも安心して授業が受けられると思います。
パソコンやサブ端末の用意などオンライン環境を整える必要があり、小学校2~3年生だと授業中に手助けが必要になる場面もありますが、
お子さんに合ったプログラミング・ロボット教室を検討されている方は、ぜひ体験授業をうけてみてほしいと思います♪
リタリコワンダーの体験授業は、コースを変えて2回まで体験することができるので、お子さんに合ったコースを探してみてくださいね。
現在リタリコワンダーに通塾されている方にも、オンライン授業も悪くないと思ってもらえたら幸いです。通塾とオンライン授業を併用した学び方もあるので、お子さんに合った授業方法を見つけてもらえたらと思います。
長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました!
あられでした♪