子どもの発達障害

【発達障害相談できる】はじめての療育センター【一人じゃない】

今回は小学校1年生になった長男が、小学校での困りごとが増えて発達障害(ADHD)の疑いで地域の療育センターを受診した時の体験談をお話させてください。

あられ

あらかじめ療育センター利用の流れを知っておくと、受診や対応がスムーズになり受診もより意味のあるものになりやすいと思います♪

私の体験が誰かの役に立てば幸いです。

今回の記事のポイントはこちらです↓

・まずはソーシャルワーカーさんと面談

・ソーシャルワーカーさんとの面談後、医師との診察は半年以上待つ場合あり

・待っている間もソーシャルワーカーさんや心理士さん・保育士さんによる相談対応あり

・育児日誌や連絡帳を使って予診票や行動調査票をしっかり書くことが大事。コピーを取っておくと今後も使えて便利!

長男が療育センターに行くことになった経緯はこちら↓

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まずはソーシャルワーカーさんとの面談

小児科の先生から療育センターの紹介状を頂いたのが5月。電話で予約を取り、療育センターでのソーシャルワーカーさんとの初回面談が行えたのは6月でした。

はじめから医師と診察をするわけではなくまずはソーシャルワーカさんと面談を行い、子どもの困りごとについて共有します。

ソーシャルワーカーとは

ソーシャルワーカーとは、病気や障害などによって生活に問題を抱える人の社会福祉支援を行う専門職のことをいいます。
社会福祉支援とは、医療や介護・福祉においての相談・援助・調整といった部分です。

支援が必要な人達をサポートするのはもちろんですが、病院や学校、施設など彼らの生活に関わる様々な機関や人々との連携・調整をするのがソーシャルワーカーの役割です。

(介護ワーカーHPより)

また療育センターで頂いたパンフレットには

お子さんの発達に関する相談、障害などによって生じる生活上の困りごとについて、ご家族と一緒に考えていきます。

また、福祉制度、各保育・教育機関、地域資源等についてのご相談にも応じています。

何かお困りのことがございましたら、ソーシャルワーカー宛てにお電話ください。

とありました。

困りごとがあればまず担当のソーシャルワーカーさんに相談し、そこからほかの専門職(心理士さんや医師)につないでいただくイメージを持っています。

診察を待つ間もワーカーさんが力になってくれる

まずは親1人で受診し、ソーシャルワーカーの方に療育センターを受診することになった経緯や子どもの様子についてお伝えします。

話していてが出ましたが、本当に親身になって話を聞いてくれました

他害があることを伝えると「それは診察が速いほうがいいかもしれませんね・・」といった反応でした。

ソーシャルワーカーさんから、療育センターの仕組みや診察の流れについても説明を受けます。

私がソーシャルワーカーさんと面談をした時点で、医師との診察は8~9カ月先になるとのことでした。

正直

あられ

ずいぶん先!!これじゃいつまで経ってもなにも変わらない・・・(;_:)

と思いました😭

しかし、療育センターは医師の診察を受けていない段階でも、ソーシャルワーカーさんや心理士さんが子どもの発達をサポートしてくれます

パンフレットによると

・お子さんの心の発達についてや日々の対応について、心理士・保育士が個別の相談に対応します

・ソーシャルワーカーや保育士などがお子さんが通う地域集団を訪問し、関係者の方に向けて、日々の対応や環境調整など、お子さんに必要な「技術援助」を行っています

と記載がありました。

実際に発達障害の診断を受けたり、投薬を受ける医師の診察は先になりますが、それまでもほかの専門職種の方がこどもを早期からサポートしてくれるんですね。

あられ

あまりハードルを高くせずに、困っていたら早めに相談するのがよさそうです。

「誰かに相談できる」ことがありがたかった

療育センターで相談をして感じたことは「私って誰かに相談して、話を聞いてもらいたかったんだ・・・!誰かに相談できるって本当にありがたい・・・!」という気持ちでした。

当時の私は

・長男が迷惑をかけているかもしれないから小学校のママ友には相談できない

・知られたくないから保育園時代のママ友にも話せない

・子どものことで夫とも不仲になっていて話せない

・自分の親にも義理の親にも、孫に障害があるって思われたくないし余計なことを言われるのが嫌で話せない

と、誰にも本音では相談できない状況にありました。

担任の先生にも、スクールカウンセラーの先生にも「モンスターペアレントと思われたら嫌だな・・・。」と思って話せないことがありました。

でも療育センターに行ってソーシャルワーカーさんに話を聞いてもらったら、初めて本音で相談できて

「自分だけじゃない、一人じゃない」と思えて、肩の荷が少し降りたような気がしました。

あられ

抱え込まず、本音で相談できるだけでも、療育センターに来てよかったと思いました。

親の情緒の安定も、きっと子どもにはとても大切なんだと思いました。

医師との診察

ソーシャルワーカーさんとの面談から医師の診察まで8~9カ月と説明を受けましたが、

予約枠に空きが出たと電話連絡があり、8月の初旬(予約から3ヶ月後)に医師の診察を受けることになりました!

予約日が決定したら、療育センターから予約表や予診票が入った郵便が送られてきます。

医師の診察の持ち物は以下のように案内がありました

健康保険証(お持ちの方は医療証療育手帳など)

母子手帳

・初診時予診票、学童初診時予診票、小児行動調査票をあらかじめ記入して持参

・診察においてお子様の乳幼児期の状況をよく知ることが必要なため、育児日誌のようなものがございましたらご持参ください。無い場合は、乳幼児期のお子様の状況をよく思い出して(メモ等して)来ていただけるようお願いします。

学校でのテスト、作文、その他担任から連絡、成績表等で、お子様の特徴を示すものがありましたら、数枚ご持参ください。診察の際に使用することがありますので、あらかじめお子様にご了承いただくようお願いします。

私は育児日誌をつけていないかったので、子どもの小さいころを思い出してメモをしたり、予診票を書くのがとても大変でした(^^;)

保育園の連絡帳や日記を見直してみると、自分の子どものことであっても、意外に思い違いをしていたり、事実と異なった思い込みをしていることがありました。

時間はかかりましたが、自分の子どもの成育歴をまとめたり、予診票をしっかり記入するのは、今起きている問題を改めて考えるのに役立つ時間でした。

あられ

けっこう大変な作業ですが、時間を取ってしっかり用意しておくと、その後の診察もスムーズだと思います!

また、記入した予診票や行動調査票、まとめた資料はコピーを取っておくのがとてもおすすめです!

他の職種の方と話すときも一貫性のある話ができますし、個別級や通級の面談でも資料に使えたり成長の確認に使うことができます♪

あられ

今後の療育生活で、同じことを書く場面が何度もあります(^^;)

長くなりましたのでいったんこの辺で♪

次回はドキドキの医師との診察(いきなり投薬がはじまったよ!)についてお話しします。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

あられでした〜♪

ABOUT ME
あられ
総合病院看護師として正社員で働いていましたが、時間を縛られず自由に生きたい、好きなことをする時間がもっとほしい、何より大切な子どもともっと一緒にいたい!と思い、個人事業主として生計が立てられるよう模索中です。ブログ、せどり、動画編集など様々な事業にチャレンジ中です。
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